【元上司が本音で語る_2】会社員が仕事をする上で最初に身につけるべき最強のビジネススキル

スキルアップ

組織でのステップアップを目指すために、貴方は、どのようなビジネススキルを身につける必要があると思いますか?

この疑問に、従業員3,000人を超える職場で総合職として30年以上勤務し、多くの部門を経験して、200人を超える部下を持ったことがある元管理職が回答します。

それは、『あいさつ』!

貴方は知ってますか?一番最初に身につけるべき仕事の基本技術

仕事の基本技術と言われればあなたは、巷(ちまた)に言われるビジネススキルを思い浮かべるかもしれません。

具体的には以下のところでしょうか?

  • 情報収集能力
  • アプリケーションやPCについてのITスキル(今なら、ChatGPTなどの生成AIも)
  • スケジュール管理能力
  • 資料作成能力(人に理解してもらうための技術(スキル)やプレゼンテーション能力も含みます)
  • 言語能力(職場によりますが・・)
                                 などなど

では、この中で一番最初に身につけるべきスキルは・・・・・

答えはこの中にありません。

一番最初に身につけるべき、基本の最強ビジネススキル・・・・

答えは『あいさつ』です!

貴方は、「なんだ、挨拶かよ。挨拶しろって?小学生じゃあるまいし・・」と思ったかもしれません。

『あいさつ』!それは、最強にして基本の仕事スキル

『あいさつ』が、なぜ最強のビジネススキルなのか考察してみましょう。

ビジネスのどの場面で『あいさつ』が行われ、なぜ『あいさつ』するのか?

『あいさつ』の行われるとき、挨拶する相手の「初見か、既知か」と「所属」を基準に分類すると挨拶は下の4パターンとなります。

Aパターン初対面の人同じ組織・グループの人
Bパターン初対面の人外部の組織・グループの人
Cパターン既に知っている人同じ組織・グループの人
Dパターン既に知っている人外部の組織・グループの人

では、なぜ『あいさつ』するのか?

礼儀だから
マナーだから
挨拶しないと怒られるから

など、どちらかというと消極的な理由が思い浮かびます。もう少し本質的に考えてみましょう。

『あいさつ』の本質は【私は、あなたに対して敵意はありません。あなたを認識し、尊重しています】という意思表示です。

職場という同じ組織・グループ内で『あいさつ』は私は、このチームの一員です】という所属の証明

初めて出会う人に対して『あいさつ』は、(あなたに敵意はありません)これから【良い関係性を築きましょうという申し出】で関係性を築くための『最初の一歩』です。

だから、『あいさつ』をしないと、相手は無視されたと感じて怒ります。
相手を尊重し対等に扱うのはマナーですし、それを様式化したのが礼儀です。

重い意味をもつ『あいさつ』を軽く扱えば自分にマイナスの評価が下ります。

一方、上手に『あいさつ』を扱えば、非常にプラスに働きます。

仕事上やプライベートでも重要!【初対面の人に対する挨拶の基本】

初対面の際の『あいさつ』はとても重要です。(表中「Aパターン」と「Bパターン」)

初見の人は、あなたのことを「信頼できるだろうか?」、「能力は高いのだろうか?」と値踏みしています。

第一印象は最初の3秒で決定されると言われています。
 なぜなら最初に覚えた情報が記憶に残りやすく、人は最初に感じた印象が記憶に残り続けます。 これを心理学的に「初頭効果」といわれています。

初見の時、人は最初に挨拶をします。
このことから、最初の『あいさつ』の重要性が理解いただけると思います。

初見の相手が、外部の組織の人(例えば、ビジネス相手)である場合、(表中「Aパターン」)
最初に良い印象(「この人は信頼できる」など)を抱いてもらえれば、
今後の商談にあたり、当初からアドバンテージ
を獲得。

また、初見の相手が、上司・先輩の場合、(表中「Bパターン」)
最初に良い印象を与えれば、同期に比べて評価されやすくなり、興味深い仕事を任せてもらえる可能性もアップ


最初の自己紹介の『あいさつ』は重要なので、「内容」や「抑揚」を絶えずブラッシュアップして印象に残る『あいさつ』を用意してください。

また、『あいさつ』の長さも「ロングバージョン」と「ショートバージョン」の2つ以上を用意して!

私も役職が上がるにつれて、会合やパーティーなどで挨拶する機会がどんどん増えました。
また、パーティー文化の発達した欧米では、パーティーを人脈拡大の機会として捉えて、皆さん素敵なスピーチ(自己紹介)をします。

組織上の地位が上がるほど、『あいさつ』の重要性はUP!

【上司は見てます!】『あいさつ』という基本が出来ているか?

仕事の基本【信頼】は、『あいさつ』から

突然ですが、ビジネスにおける信頼は、どうしたら得られると思いますか?
仕事で大きな成果を出したり、難しい仕事をこなした実績から初めて得られると思っていませんか?

実績から信頼を得られるのは、そのとおりですが、本当の信頼は、日々の小さな行動の積み重ねによって築かれます。

小さな行動の中で、もっとも基本的なものが『あいさつ』です。

  • 時間通りに出社する。会議に遅れない。約束の時間を守る。
  • 気持ちの良い挨拶ができる。
  • 頼まれたことにきちんと返事をする。

以上のような、当たり前のことを継続できる人は、それだけで「この人は、基本的なことがしっかりできる人間だ」という信頼を得ることができます。

仕事のスキルは、経験を積めば必ず向上します。しかし、この「人間としての信頼性」は、意識しなければ決して身につきません。

また、小さな行動を怠ると「信頼」がすぐに失われます。
信頼を築くには長い時間がかかりますが、「信頼」を失うのは一瞬です。ご注意を!

仕事のスタートは、朝の『あいさつ』からが基本

元気な朝の『あいさつ』は、きちんとした人という印象を「同じ組織、グループ」の人に与えます。(表中「Aパターン」「Cパターン」)

良い関係性が築ければ、仕事が円滑に進みます。

また、元気に朝、『あいさつ』することは、自分をポジティブな状態にする、セルフコントロールにもなります。

ひとは、行動が精神に影響を与えるので、ポジティブな行動をすることは、ポジティブな感情を引き出します。
(例:スキップして歩いている時、ネガティブな感情が出にくいですよね!)

上司・先輩から、『あいさつ』された時は、注意!!

『あいさつ』は、絶対に自分からすべき!

しかし、相手の存在を気付けなかったときや何かに夢中になっていた時、自分から『あいさつ』ができなかった事はありませんか?

この局面は、あなたが思っている、以上に重要な場面です。
特に上司から先に『あいさつ』されて、『あいさつ』を返さないような場合は!

上司・先輩は、『あいさつ』のない貴方をあなたが思っている以上に
マイナス評価します。
そして、貴方に「無礼なヤツ」というレッテルを貼ります。

「そんな!たかが挨拶をしないぐらいで、【無礼なやつ】をいうレッテルをはるのか!」とあなたは、不快に思うかもしれません。

しかし、
上席の上司であるほど、貴方と関わる場面は少ないです。(社長であれば、ほぼ初対面(表中「パターンA」みたいなものです。)

『あいさつ』の本質は「あなたを認識し、尊重しています」ということです。

『あいさつ』をしないとは、「あなたを無視します。尊重しません」というメッセージを相手に送っているということです。

また、初見の人は最初の3秒で貴方を評価します。

結果、すぐに「貴方は、無礼なヤツ」というレッテルを張られます。
怖いですね!

実際、私も現役の時、部下に「おはよう!」と『あいさつ』したとき、返事がなかったり、私の方を見ず、下を向きながら形式的に「おはようございます」と行った職員に「このやろー」と思っていました。

せめて、「気づきませんでした。おはようございます!」とか、少なくても、元気に上司を見ながら『あいさつ』をしましょう。

貴方の顧客は、上司なのでご注意を!

積極的な『あいさつ』!メリットだらけの仕事の基本

会社の他の事業所に行った時や他の部署の人と廊下で会った時にも、積極的に『あいさつ』(会釈など)をしよう!(Cパターン)


『あいさつ』を頻繁にすると顔を覚えてもらえます。
また、頻繁な『あいさつ』は親近感が増します。

親近感は接触頻度に比例。

親近感があれば、「すみません、少し教えていただけますか?」の一言が、驚くほどスムーズに出てきます。『あいさつ』は、質問や相談をしやすくするための「地ならし」になります。

親近感がある人には情報が集積。

貴方の周りにいる全ての人が、貴重な情報や知識を持っています。
有益な情報は人を介してもたらされます。

『あいさつ』で培われた親近感は、その「知のネットワーク」にアクセスするための、最も簡単で効果的な方法です。

また、直接の業務では関わらない他部署のベテラン社員との何気ない『あいさつ』が、後々大きな助けになることもあります。

人は他人より顔見知りに優しくするものです。

明日からできる!『素敵なあいさつ』3つのテクニック

【相手の名前】を『あいさつ』に入れる。

「〇〇さん、おはようございます」と相手の名前を添えると、相手へのメッセージ性がつよくなり、印象に残ります

【感謝や気遣いの言葉】を『あいさつ』に入れる。

「昨日はありがとうございました。」や「最近、暑いですが体調を崩してませんか?」などの短い一言を添えるだけで、相手は、あなたが特別に注意を払っているという印象を受けます。

【笑顔】であいさつ」する。

無表情で『あいさつ』するのと笑顔で『あいさつ』するのでは、印象が全然違います。
目を見て、口角を少し上げるだけでも良いです。
できれば、自分の笑顔を鏡を見ながら練習しましょう!

最強のビジネス・スキル『あいさつ』を意識しよう!

一番最初に身につけるべき最強のビジネス・スキルは『あいさつ』です。

初めて会う人、いつも会う人、同じグループ、違うグループを問わずです。

『あいさつ』の本質は、

【私は、あなたに対して敵意はありません。あなたを認識し、尊重しています】という意思表示

裏を返せば、『あいさつ』をしないということは、貴方に敵意があります。貴方のことを無視しますという意思表示となります。

逆に、『あいさつ』を頻繁に行えば、親近感が増し、周りから情報や助けてもらいやすくなります。

これからは、自分から積極的に素敵な『あいさつ』を心がけてください。!

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